外国語の授業記録〜ときどき英語学習〜

外国語の授業実践を中心に発信しています!ときどき英語の学習についても。

小6外国語 Unit1 This is me! 'Over the Horizon'

こんにちは、もっちゃんです!

Unit1のOver the Horizon についてです。個人的に一番好きなOver the Horizonです。

 

教科書では世界の挨拶、国旗、言語を取り上げています。教科書をなぞるだけでも問題ありませんが、スライドを用意することでより効果的に世界の文化について知り、考えることができます。

 

まず、「世界の挨拶」についてです。


世界には様々な挨拶があります。また、その一つひとつに意味があり、文化の違いを感じ取ることができます。

 

子ども達に思いつくだけ挨拶のかたちを出してもらいました。以下の4つは比較的子どもからも出やすいです。

 

この他にも国や民族ならではの挨拶のかたちが多くあることを伝えました。

東アフリカのキクユ族は相手に唾をかける挨拶があります。日本では考えられない挨拶ですが、キクユ族にとっての唾は「魔除け」の意味があるそうです。

次に、「世界の言語」についてです。

世界の言語の前に文字について考えました。「日本人は、特殊で漢字、平仮名、片仮名の3種類の文字を使いこなしています!」と伝えると子どもたちは誇らしげでした。

これは文字?絶対読めないという声が多かったです。
世界に存在する文字は思ってた以上に多くないことに気付いた子ども達。その後、世界の言語について考えます。

言語と文字を同じように考えてしまう子が多いため、子どもたちの予想で1000を上回ることはありませんでした。

子ども達は教師の顔を伺いながら数を当てにいきます。ですので、「80!」「160!」などの数が子どもから出たときは、「あ〜なるほど。」といった答えが近そうな反応や表情を示すようにしています。逆に「999!」という答えが出てきたときには、「えっ言語の数だよ?」と問い返し、答えが離れているかのように思わせます。予想と答えのギャップが大きければ大きい程、記憶に残りやすいので。

実際の言語の数は、

子ども達から驚きの「えーーーー!!」が聞けました。

次は、教科書ではクイズになっている、「国の大きさ」についてです。

世界で一番大きい国は知ってる子が多いです。何人も手が挙がりました。

世界で一番大きい国を知ったら、逆に小さい国を知りたくなりませんか?同様に紹介しました。

ディズニーランドより小さい国はどんな国か、Google Earthで現地訪問を行いました(ネット環境に左右さないように画面録画したものを見せました)。

 

次に、「世界の国旗」についてです。世界の国旗は奥が深くて45分では足りません。ほんの一部の紹介になってしまうのが悲しいです。

ここでは授業で紹介した一部を載せます。

昔のマリの国旗にある棒人間ですが、カナガマスクという儀式のときに用いられた仮面を表しているようです。

違いがわかりますか?チャドの方が少し青が濃いんです。

通常時と戦時中で国旗が変わるのは世界でもフィリピンのみ。

上の2つは、今は存在しない国です。

 

次に、「世界の人口」についてです。

毎年確実に人口増加しています、、、。

子ども達も即答で"China!"と答えていました。しかし、この長く続いた常識が今変わろうとしています。今年中にインドの人口が中国を抜き世界最多になると予想されています。

www.bbc.com

 

まだ紹介できていないトピックもありますが、基本的にこのような流れでOver the Horizonを行いました。

最後はLet's Travel!を視聴して終了です。

 

今回授業で使ったスライドを貼っておきます。自由に編集して頂いて結構です。

Keynote

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Power Point版

www.dropbox.com 

※Power Point版はKeynoteから変換しているため文字ずれ等があると思いますがご容赦ください。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。