外国語の授業記録〜ときどき英語学習〜

外国語の授業実践を中心に発信しています!ときどき英語の学習についても。

小6外国語 Unit7 My Best Memory '5〜7'

こんにちは、もっちゃんです!

 

Unit7 5〜7時間目についての授業記録です。

 

 

第5時からはGreeting後、Warm Upは行わないことが多いです。すぐ授業の活動に入ります。

 

第5時、第6時では言語活動の準備に入ります。

Unit7なので説明無しで学習に入っていけるようになりました。配付プリントをもとに進めていく子もいれば、まったくプリントを見ないで進める子もいますが、基本的な流れは以下の通りです。

  1. 原稿作成
  2. 伝える練習
  3. 学び合い

 

 

1.原稿作成についてです。

自分の小学校生活や今までの人生で心に残っている思い出を文にしていきます。

 

この時間から思い出について考え始めると出遅れます。単元始めから考えておくように声を掛けておきます。それでも思い付かない子は少なからずいるので学校行事のピクチャーカードやスライドを共有して考えさせます。

 

原稿作成は多くの子はノートに書いています。もちろん、ゼロから書き出すことが難しい子もいますので教科書89ページ「わたしのせりふ」のようなワークシートを準備します。

 

 

大事なのは文の数ではない」と伝えると同時に「自分の思いをより良く伝えるためには、量も伴ってくることが多い」と伝えています。

また、既習内容はできるだけ使えるように声を掛けていきます。

 

既習内容の確認は今までのノートやプリント、ピクチャーカードなど個人で行います。

 

Unitも後半に入っているので、教科書の例のような4文で終わる子はほとんどいません。

 

 

2.伝える練習についてです。

 

練習にどのように取り組んでよいか分からない子が必ずいるため、何ができていればよいのかを指標として示す必要があると感じます。

 

下記は配付プリントに載っているものです。

私は授業準備や指導するときにいつも意識していることがあります。それは、「教師がいなくても学び続ける子」を育てることです。そのための指標になります。

 

 

3.学び合いについてです。

自分のスピーチを友達に聞いてもらいます。学習進度に差があるので、2の練習を終えた人から3の学び合いに入ることになります。もちろん離席は自由です。

 

友達との学び合い後、自分に机に戻り、文を書き加えていたり、音声を再度確認した子がいれば多いに価値付けます。

 

回数を重ねていくと「学び合い」が形式化してその意味と価値が薄れてしまうことがあります。特に始めはどういった学び合いがよいのか、学び合いを行う意味は何なのか確認する必要があります。

 

下記は配付プリントに載っているものです。

第6時の最後に個人で動画を撮り終了です。

 

第7時では言語活動がメインになりがすべての時間を活用するわけではありません。時間にして15分程度です。

 

第7時の始めは、第6時に撮った動画を視聴することからスタートします。自分のスピーチを分析します。改善点を見つけてそれを踏まえて、練習や学び合いを行います。

 

今回の単元では、グループをつくりお互いの思い出を伝え合いました。そのときにグルプの一人がスピーチを聞きながら動画撮影を行います。最後に動画は提出してもらいます。

 

この5時間目から7時間目はできるだけ教えること減らし、自分の力で学びが進められるように支援します。そのために、観察を行い、価値付けたり、フィートバックをしたりすることが大切だと感じます。

 

送られてた動画をすべて見るのはかなり負担です。授業の中でできるだけ見て、評価するように心掛けています。それでもしっかりお釣りがくるぐらい重労働ではありますが、、、。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。